現場にこだわる

デザインコムの仕事は　初めから終わりまで、森 （以下、私）が一貫して行います。

具体的には、お客様との『打ち合わせ』・『現場管理』・近隣対応・・・・・etc.

『施工（工事）』については、大工さんや設備屋さん、電気屋さん、左官屋さん、塗装屋さんなど、専門の職人さんがメインで行いますが、時には私自身も「なんでも屋さん」として工事をします。
リフォームの場合、工事が想定以上に多岐にわたり、タイムリーに工事をしないと、その後の工事が進まない場合が多いからです。また、その都度、職人さんを呼んで工事をしていくと、余計な時間と費用がかかり、結局はお客様の負担も増えてしまいます。
そのようなときに、私が動きます。結構、ユーティリティプレイヤー・多機能職です。

スムーズに工事を進め、工事のし忘れを防止し、費用を最小限に抑えるために必要です。

また、工事中、できるだけ密着することで、こんな良いこともありました。
松本のＦ様のお宅でのことです。一部増築し、薪ストーブを設置したお宅です。
設計では、ストーブの左右両側に大きな掃き出しのサッシがあるので、ストーブの後ろは当然のように壁でした。
屋根工事の工事も終わり、壁ができつつある頃、「ストーブの後ろの庭がきれいだなあ」と、ふと気づきました。
「窓を作ろう！」・・・　急きょ、お客様に相談すると、「是非に！」とのこと。
構造のこと、ストーブの熱から窓の木枠・ガラスを保護する方法をストーブ屋さんと相談し、窓ができました。
工事中現場にいることで、気づき、出来た窓です。
お引き渡しのときには、その窓は最初から当然あったかのように自然でした。
窓から見える緑がきれいです。そして、花が満開の時期が楽しみです。