気仙沼より国道45号線を南に下って走ります。10kmちょっとのところに大谷海岸という海水浴場があります。(震災前は賑やかでしたが今は海水浴はできるのでしょうか?)そこを過ぎてもう少し走ると、海の方に、大きなビニールハウスのような、天文台のような、ちょっと不思議な半円球の構造物が見えます。国道から少し離れてぽっかりとあるので、なんだろうと興味がそそられ、思わず寄り道をしてしまいました。 |
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予想以上に不思議な建物です。「竹の会所」。震災後に岐阜県立大学の学生たちが地域の人たちのために憩いの場をという思いで実現させたもののようです。下に掲示されていた文の一部を載せます。 |
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ここは小さな集落です。学生たちがこのようなところまで来てくれて、プランを作り、形にする。その行動力・実行力に頭が下がります。 |
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柱・屋根・床と構造はすべて竹で作られています。海に向かって解放し、中から静かな漁港の景色が望めます。 |
ほんと小さな漁港です。三陸には、宮古や釜石や大船渡や気仙沼のような拠点となる大きな漁港のほかに、ぽつんぽつんと、こんな小さな漁港が点在します。 |
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