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2年半後の気仙沼

先週、週末にかけて生まれ故郷の気仙沼に行ってきました。

震災から2年半。というと、920日位。1000日に近づいてきましたが、

津波に流された地域には、新しい建物はほとんどできていません。

P1010324 これは去年の同じ時期の写真です。こうやって遠景で見ると、結構、建物があるように見えます。今回は、この写真の時より、更に建物が少なくなりました。それは、形は残っているものの、津波の被害で実際には使えない建物を撤去しているからです。写真の左手の気仙沼の海の観光の玄関口だった建物もなくなっていました。旧市内の一番大きな建物も、解体が始まりました。
 これは今年の様子です。気仙沼の海の観光の玄関口だった建物のあたりから、気仙沼小学校・中学校のある高台のほうを撮った写真です。気仙沼は元々広い土地はありません。海沿いながら、山の迫った狭い土地に、建物が詰まった感じの町です。建物がなくなると、更に狭い空間に感じます。  P1010404_01

私が行った1週間ほど前からは、全国的にもよく報道されている津波で打ち上げられた漁船の解体作業が始まりました。

撤去するかどうか、議論となった船です。

私などは、(勝手な考えですが)残したほうが良いと思っていましたが、

地元の新聞の記事に船主のコメントがあり、その中に、

「(この船が流されるときに)被害を増やしたと思われるのが辛い。」と出ていました。

 

単純なことではない、いろいろな思いがあることを知りました。

CIMG3012 左はその船を海のほうから映したものです。奥の真ん中へんにある小さなものがあの大きな漁船です。実際の海は私が写真を撮ったところより、まだ後ろですから、ずいぶん奥まで流されたことがわかります。
CIMG3015 カメラをズームにすると、船の廻りが囲われて、クレーンも設置されていました。
下の2枚は震災直後の写真です。上の漁船ばかりではなく、震災直後はたくさんの船が打ち上げられていました。これは上の漁船の位置よりもっと海に近い場所でしたが、こんな大きな船が5隻ぐらいかたまって、打ち上げられていました。

あの津波の恐ろしい破壊力が少しは想像できる写真です。

 P3180158  P3180161
 そして、
P1010317 ちょうどこの時期、地区の小さな神社のお祭りでした。

紫神社。近所の人は「紫さん」と呼んでいます。かぼちゃ祭です。でも、あまり かぼちゃは無かったな。

昔はかぼちゃで作った人形がたくさん展示されていました。

震災後も続くほっとする行事です。

今年は、弘前から応援の ‘ねぷた‘ が出ていました。ありがたいです。

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